展示会・ライブ・スポーツ大会・地域フェスなど…
「時間と信頼が命」のイベント現場で、配送ドライバーに求められるのはただの「納品」だけではありません。
長年のイベント配送にお越しいただいた私が、激しい現場で感じた「クライアントを本気で感動させる配信サービス」について、プロの視点でお話しします。
■どうせ「普通に運ぶ」だけでは満足できないのか?
イベントは、時間厳守・段取り勝負・変更の連続。
クライアントは、機材や備品を「ただ届けて」ではなく、「任せてほしい安心感」を求めています。
つまり、プロの配送ドライバーに必要なのは、単なる「運搬力」だけでなく、現場感覚・気配り・対応力なんです。
■クライアントが感動する「+αのサービス」とは?
1.納品は「時間ぴったり」ではなく「10分前」
時間厳守が基本ですが、イベントでは「段取りの流れを読んだ早めの行動」が評価されます。
余裕を持った納品で、設営スタッフや主催者の不安を解消できます。
2. 搬入・設営補助の「一声」で信頼が変わる
「お手伝いしましょうか?」の言葉は、現場では大きな安心感に。
3. 積み込み時点で「現場の動線」を考える
降ろす順番、荷物の配置、車両の駐車位置…
「現場での動き」を想定してテイクアウトかどうかで、設定営業スピードが大きく変わります。
これができるドライバーは、主催者にとって「戦力」と見なされます。
4. トラブル時こそ、対応力が問われる
道が混んでいる、現場がまだ準備中、搬入ルートが変更に…
現状イレギュラーにも冷静に判断&柔軟に動く力こそが、プロの真価。
5. 「またお願いしたい」と言う気配り
・一回の取り扱いが丁寧(ラベリング、保護)
・作業中も感じがよく、質問にもハキハキ対応
・次回に活かすためのメモや提案を残す
今後も小さな積み重ねが、「またあなたに頼みたい」という繰り返しにつながります。
■実際に行われた「嬉しい言葉」
- 「次も絶対、あなただけお願いしたい」
- 「とてもスムーズな搬入、初めてでした」
- 「ドライバーさんが段取りまで考えてくれて感動した」
現場での感謝の言葉は、なによりのやりがいになります。
イベント配送は「人が作る信頼の仕事」
こちらを伝えるだけなら、誰でもできます。
でも、相手の立場に立って動けるドライバーこそが、クライアントにとっての「かけがえの存在」になります。
イベント配信には、時間管理・段取り力・コミュニケーション・現場感覚、この4つのスキルが一番大切です。
そして何より、「成功させたい!」という気持ちを持って関われるかどうかが、プロとアマの広い道です。
イベント配送を仕事にしている人、これから始める人は、ぜひこの「+αの意識」を持ってみてください。
あなたの仕事が、誰かの「成功」に繋がっていくかもしれません。